▲挨拶する藤田理事長、総会の模様
宮崎県板金工業組合(藤田清理事長)は２０日、宮崎市内で平成２８年度「第５２回通常総会」を開催した。総会には、組合を構成する各企業の代表らが多数出席。平成２８年度の事業経過や収支決算について報告を受けたほか、２９年度の事業計画案や収支予算案、任期満了に伴う役員改選案などを承認した。
冒頭、挨拶に立った藤田理事長は、昨年４月に発生した熊本地震に関して「組合員の多大な力添えにより多くの義援金が集まった」と感謝の言葉を述べると共に、「３カ月後には全板大会が茨城で行われる。宮崎からも多くの技術者を派遣し、盛大な大会になるように協力してもらいたい」と呼び掛けた。
議長に村山治理事を選出して行われた議案審議では、平成２８年度事業経過報告及び収支決算書、平成２９年度事業計画案及び収支予算案、任期満了に伴う役員改選など７つの議案について慎重に審議し、全議案ともに満場一致で承認可決された。任期満了に伴う役員改選では、藤田清氏が理事長に再選された。
平成２９年度の事業計画では、①保証書の発行・団体保険の加入推進②組織の拡大③後継者の育成指導―の基本方針に基づき、関係行政の施策及び業界の動向に係る情報収集や提供、責任施工保証制度の推進、講習会等を通じた技能の向上並びに後継者の育成、労働時間短縮の推進、労働災害防止対策の徹底などに努めることを確認した。
総会ではこのほか、業界及び組合活動に対して多大な功績があった緒方伸彦氏(アート板金工業)と江口宗利氏(江口板金工業)の２人を功労者として表彰。藤田理事長から両氏に表彰状が贈られた。
＊新役員は次の通り(敬称略)
▽理事長＝藤田清(藤田板金工業所)
▽副理事長＝宮田幸雄(宮田板金工業)、花田良一(花田板金工業)
▽専務理事＝中村久良(中村板金工業)
▽理事＝公文宏明(公文板金)、有田茂男(有田板金工業)、鎌田明彦(日成金属工業)、火宮伸弘(火宮板金工業)、堤田春彦(堤田板金)、梯直人(松崎板金工業)、斉藤弘幸(斉藤板金店)、河野清見(河野板金工業)、平野敬士(平野板金工業)、戸高佳章(戸高板金工業)
▽監事＝谷口範義(谷口板金店)、武永健治郎(フジキン)、山名勝(山名板金工作所)。