日本建設業連合会(日建連、山内隆司会長)は、作業員の就労環境の改善に取り組む会員企業の作業所を対象とする「快適職場認定制度」を創設した。認定作業所の取り組みをホームページなどで紹介し、優良事例を水平展開する。認定は年1回。12月中に申請書類など作成、第1回目の申請を2018年2月1日~28日に受け付け、3月末までに結果を通知する。
日建連では、「快適職場表彰制度」を10年度に創設。延べ113作業所を表彰してきた。これまでの表彰実績に基づき、快適職場の要件・基準などを整理。優れた取り組みを行っている事業所すべてにステータスを与える「認定制度」に移行する。
審査項目は、作業員の負担軽減を目的とした作業空間・作業方法の改善▽生活環境向上のためのトイレや健康・衛生保持施設の整備▽社会保険・建退共への加入促進や長時間労働の是正など働き方改革の取り組み―など。
認定種別は「快適職場」と「快適職場(プラチナ)」の2種別とする。