国土交通省が行った11月の建設労働需給調査で、対象8職種の過不足率(平均)は前月と同じ1.7%の不足となった。全職種で不足傾向を示し、職種別では鉄筋工が2.6%と不足傾向が最も強まった。
職種別の過不足率は▽型枠工(土木)2.2%▽同(建築)2.5%▽左官0.3%▽とび工2.5%▽鉄筋工(土木)2.6%▽同(建築)1.1%▽電工1%▽配管工1.5%―となっている。
地域別の過不足率も、全地域で不足傾向を示した。不足傾向が最も強かったのは北海道の4.8%だが、前月比1.6ポイント減と不足傾向がやや改善した。