厚生労働省は、優れた技能と経験を担当する現場や部署で生かし、安全確保に優良な成績を挙げた平成29年度「安全優良職長厚生労働大臣顕彰」の受賞者141人を決定した。本県からは佐藤孝志氏(株式会社興梠建設)が選ばれた。
安全優良職長顕彰は、優れた技能と経験を持ち、高い安全意識を持って適切な安全指導を実践してきた職長をたたえることで、職長を中心とした事業場の安全活動の活性化を目的に創設されたもの。今回で20回目を数える。
顕彰の基準は、▽職長などとしての実務経験が10年以上▽職長などとして担当した現場・部署で過去5年以上、休業4日以上の災害が発生していない▽職務に必要な資格を有し、安全管理、作業指揮などの能力が優秀だと認められている―など。
顕彰式典は、来年1月15日に厚生労働省講堂(東京都千代田区)で執り行う。