道路の老朽化の現状や対策の重要性について広く知ってもらおうと、国や県、市町村等の道路管理者で組織する宮崎県道路メンテナンス会議は12月21日から28日まで、宮崎県企業局庁舎1階ギャラリーで道路の老朽化対策に関するパネル展を開く。
高度経済成長期に集中的に建設された橋梁等の道路構造物は、今後急速に高齢化し、20年後には建設後50年経過する橋梁が7割以上になると見込まれている。
国や県、市町村は、構造物の計画的な点検により早期に損傷を発見し、重大な損傷に至る前に対策を実施する予防保全型の維持管理に取り組むことで、重要な資産である道路ストックの長寿命化や適切な保全と管理、安全・安心な道路機能の確保を図る。
パネル展では、宮崎県内の橋梁点検結果や損傷の具合、着実な道路メンテナンスの実行に向けた取り組みなどを紹介する。問い合わせ先は事務局(宮崎河川国道事務所/電話0985-24-8221、延岡河川国道事務所/電話0982-31-1155)。