日南市衛生センター(大字益安１８７０番地)を汚泥再生処理センターとしてリニューアルする計画を進めている日南市は、１２月１日に条件付一般競争で「日南市汚泥再生処理センター整備工事」の入札を執行。その結果、クリタスが７億８２９０万円で落札した。税抜の予定価格は７億８２９２万３１４９円だった。
既存衛生センターのし尿処理施設は稼働から３４年が経過し、設備等の老朽化が進んでいる。また、し尿と浄化槽汚泥の割合が当初と逆転し、処理量も計画処理量を下回るなど、運転管理に係る課題を抱えていることから、将来的な経済性等を考慮し、既存施設を汚泥再生処理センター(７６㌔㍑／日)へリニューアルする。
今回、市が発注する工事では、施設のリニューアルに係る▽機械・配管工事▽電気設備・計装設備工事▽土木建築・附帯工事―を施工する。工期は３２年３月３１日まで。入札に際しては、経営事項審査に於ける清掃施設工事の総合評定値(Ｐ点)が１０００点以上であることや同種の施工実績を求め、落札したクリタス１者が参加した。