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防災情報共有で高原町と協定 宮崎河川国道事務所

 国土交通省宮崎河川国道事務所は、12月21日に高原町と光ファイバー網接続等に関する協定を締結すると発表した。ホットラインやTV会議で防災情報を緊密に共有できるほか、宮崎河川国道事務所が保有する管内監視カメラの(CCTV)映像や雨量・河川水位情報等を迅速に提供できるようになる。

 協定の名称は「宮崎河川国道事務所管内光ファイバー網の相互接続等に関する協定」。光ファイバー網の接続は双方機関との専用回線による情報共有となるため、新燃岳が噴火の恐れがある状況下において、地域住民の迅速な避難誘導や相互機関の災害対策連携等の防災対策としての活用が期待される。

 光ファイバー網の相互接続は、宮崎河川国道事務所管内の市町村では宮崎市、都城市、木城町、日南市に続き5番目。調印式は21日に高原町役場で行われ、高妻経信高原町長、鈴木彰一宮崎河川国道事務所長らが出席する。