宮崎県防水業協会(吉田勝会長)は１６日、「第１１回技能検定試験トライアル」を実施した。本年度の技能検定合格を目指す若手技術者７人が参加し、受検にあたって注意すべきポイントなどについて講師から指導を受けた。
若手技術者の技術力向上や技能検定合格を目的に開催しているもの。開始式で挨拶に立った今村正博副会長は「トライアルを通じてしっかりと勉強し、技能検定に一発合格できるよう頑張って欲しい」とエールを贈った。
参加者は技能検定や注意事項について説明を受け、塩化ビニール系シート防水や改質アスファルトシートトーチ工法防水作業に取り組んだ。熟練講師の指導の下、真剣に作業に取り組み、本番同様の一連の作業を通じて、ポイントや時間配分を確認した。
トライアルを終えた参加者は「本番同様の作業ができてコツがわかった。トライアルに参加してよかった」「作業の流れや時間の配分を確認することができた。学んだことを本番の試験に活かしたい」などと話した。