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2017年度は69人が合格 登録コンクリート圧送基幹技能者

 全国コンクリート圧送事業団体連合会(全圧連、長谷川員典会長)によると、2017年度の登録コンクリート圧送基幹技能者認定試験の合格者は69人で、合格率は72.6%だった。

 17年度の合格者を含め、登録コンクリート圧送基幹技能者は全国で808人になった。都道府県別に認定者数を見ると、岡山県と鳥取県がいずれも1人にとどまる一方、大阪府が61人、兵庫県が60人に上るなど地域によってバラツキが大きい。

*5割が会社の勧めで

 全国コンクリート圧送事業団体連合会が、登録コンクリート圧送基幹技能者認定試験の講習受講者にアンケートしたところ、受講のきっかけについて50.0%が「会社の勧め」と答えた。「自分から希望して」も30.4%あった。「友人・知人の勧め」は1.3%にとどまった。

 講習の役立ち度については「非常に役立つ」(64.2%)と「ある程度役立つ」(34.6%)で大半を占めた。