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町立中学校の統合検討、調査検討で費用等算出 高鍋町

 高鍋町は町立西中学校及び東中学校の統合に関する検討を進めている。先月には「学校改修統合等検討調査業務委託」の入札を執行し、エスワイエヌ設計工房が500万円で落札。両中学校を統合し、仮に現在の東小学校の敷地に統合中学校を配置した場合に必要となるハード整備の内容や建設費用などを調査する。

 平成28年度時点に於ける両校の生徒数は、西中が約260人、東中が約280人の約540人。全国的な少子高齢化の進行に伴い、今後の児童・生徒数の減少が想定されることから、町有地を前提とした両中学校の統合整備に関して、実現可能な選択肢の中で最も高額な費用が見込まれるケースについて調査及び検討する。

 具体的には、現在の東小敷地内に統合中学校を配置し、東小を現在の東中に移転するケースを想定。今回の業務では、この場合に必要となる校舎の建替や改修等について調査を行い、必要経費等を算出する。委託期間は30年3月末まで、今回の調査結果等を参考に、来年度以降、中学校統合の方針等について更なる検討を行う。