宮崎県西都土木事務所は8日、条件付一般競争により「国道219号小春工区(仮称)小春2号トンネル工事」の入札を矢野・九建・戸敷JV、松本・志多・松澤JV、旭・大和・上田JV、吉原・富岡・長谷川JVの参加4者で執行。その結果、矢野・九建・戸敷JVが11億4508万2600円で落札した。
国道219号小春工区は、西米良村中心部と西都市中心部のほぼ中間地点に位置。路線内の隘路区間を解消し、救急医療など沿線地域の生活支援を図りつつ、通行車両の安全性を確保するもの。事業計画による全体整備延長は1.7㎞で、区間内にはトンネル2箇所や橋梁3箇所等の整備を計画する。
このうち、小春2号トンネルの整備延長は483m(幅員8m)。工事場所は西米良村越野尾で、工期は平成31年10月31日を予定する。今回発注する工事では、トンネル本体工(L=171m)のほか、坑門工2基を施工する。税抜の予定価格は12億7224万円だった。