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工業団地整備事業に約1億円 えびの市の30年度予算要求

 えびの市は平成30年度当初予算編成に向けた予算要求段階に於ける主要事業の概要等を公表した。12月7日時点における30年度当初予算の一般会計要求額は、対前年度比5億2894万円増の141億7894万円。建設関連事業では、都市計画道路事業(宮崎水俣線)に4億8329万円、防災食育センター建設事業に8億0756万円、工業団地整備事業に9927万円を要求している。

 予算編成過程に於いて市民の一層の参画を図り、市政への関心を高めてもらうため、関係各課及び事務局の予算要求状況を公表し、その中で挙げられた主な事業について広く市民から意見を募る。寄せられた意見等は予算編成の際の検討材料とする。

 各会計の要求額は、一般会計が141億7894万円で前年度比5億2894万円増。国民健康保険・後期高齢者医療・介護保険と新たに加わった工業団地整備を含む特別会計が73億0962万円(前年比8億0019万円減)、病院事業会計が10億3148万円(同26万円増)、水道事業会計が5億8069万円(同1億6412万円減)。

 建設関連事業では、市道宮崎水俣線の道路改良工事と加久藤橋架替の工事施行負担金を計上する都市計画道路事業に4億8329万円、市内小中学校の施設維持補修事業に2億6209万円、防災食育センター建設に係る継続費に8億0756万円、工業団地整備に伴う実施設計等の業務委託料に9927万円を要求している。

 市はこれらの要求事業をホームページ等で公表し、各事業に関する意見を30年1月5日まで受け付ける。寄せられた意見を予算案に反映させ、財政課による予算ヒアリングや市長査定を経て、1月下旬に予算案を決定し、2月に開会する定例市議会に提出する。市議会での審議・議決を経て、3月下旬に新年度予算を決定する。

えびの市の平成30年度当初予算要求における主な事業の概要は次のとおり(関係分のみ、数字は予算要求額、単位=千円)。

*新たな活力を生む産業づくり
▽農家民泊施設整備事業
1,800
民泊客の受入環境の充実を図るため、民泊施設の補修等に係る費用の一部を補助する。
▽鳥獣被害防止総合対策事業
16,970
鳥獣による農作物への被害を防止するため、ほ場に防護柵等(電気柵・金網柵、各1万m)を設置する。
▽県営畑地帯総合整備事業
150,100
農作業の効率化、畑作物の高品位安定化及び品質向上を図り、畑作農業の生産性向上と畑作経営の安定を目的に、西諸畑地かんがい事業を推進する。30年度対象地区=畝倉、白鳥1期、白鳥2期、大河平1期、大河平2期、苧畑1期
▽県単独調査計画事業
14,320
上方土地改良区東原田地区ほ場整備事業に伴う調査計画(48㌶)を策定する。内容=実施計画策定業務、整備計画策定業務、換地等調整策定業務
▽(新)県単独土地改良事業
51,920
出水地区字樅木原の市道樅木原線下を縦断に流れる素掘り排水路(L=152m)の侵食が進み、道路面上が陥没する被害が生じているため構造物により整備を行う。
▽園芸産地強化対策事業
3,380
減農薬栽培を実施しながら品質と付加価値の向上を図るため、防虫ネット等の導入に対し、一部助成を行う。
▽意欲のある畜産担い手支援対策事業
8,000
畜舎の整備による規模拡大を図る畜産の担い手を支援し、経営の安定を図る。
▽企業立地対策事業
31,481
雇用の場の確保、定住による人口増加に向けた積極的な企業立地を図る。
▽工業団地整備事業
99,275
工業(産業)団地整備事業を実施するため、造成に向けた実施設計等の具体的な業務に着手する。
▽アウトドアシティ推進事業
24,908
えびの高原や矢岳高原、川内川流域に点在するアウトドアスポットを活用し、アウトドアシティとして情報発信や誘客に繋げるための事業を行う。
▽都市再生整備計画事業
49,894
平成27~31年度を期間とする都市再生整備計画事業の一環として、30年度は多目的広場等の整備を行う。
▽キャンプ村管理事業
24,979
国立公園満喫プロジェクトの指定を受け、27年度から実施しているケビンの建替工事(3棟)と炊飯棟の改修工事を行う。
▽社会資本整備総合交付金事業(栗下上江線)
36,872
栗下上江線に歩道の整備を行い、歩行者と自動車交通の分離を行う。
▽都市計画道路事業(宮崎水俣線)
483,296
通学路の確保や地域住民の交通環境を整えるため、市道宮崎水俣線の道路改良工事と加久藤橋架替の工事施行負担金を計上する。
▽過疎対策事業
219,992
過疎自立促進計画に基づき、市道鉄山線外12線の整備を行い、交通の安全性・利便性等を図る。
▽辺地対策事業
16,599
辺地総合整備計画に基づき、尾八重野作ヶ倉線の拡幅改良工事等を行う。
▽霧島演習場調整交付金事業(東西長江浦線)
20,474
東西長江浦線の拡幅改良工事を実施することにより、地域住民の通行の安全性・利便性等の向上を図る。
▽霧島演習場調整交付金事業(西長江浦演習場線)
37,933
西長江浦演習場線の拡幅改良工事を実施することにより、地域住民の通行の安全性・利便性等の向上を図る。
▽社会資本整備総合交付金事業(道路修繕)
63,134
国県道と接続あるいは集落を連絡する市内の幹線道路の修繕を実施し、市民の安心・安全な通行環境を整備する。
▽社会資本整備総合交付金事業(防災・安全)
25,073
末永平木場線の落石対策工事を行い、市民の安全・安心な通行環境を整備する。
▽社会資本整備総合交付金事業(橋梁修繕)
90,174
前田橋・拂山橋・ミドレ橋・北三吉橋の修繕工事、坂下橋と上陣橋の調査設計を実施する。また、橋梁の5年に1回の近接目視を基本とする点検を実施する。

*志と郷土愛を持つ人づくり
▽小学校施設維持補修(臨時)事業
131,540
小学校施設設備の施設維持補修に係る臨時的なものとして、学習環境の充実のため、小学校(飯野・加久藤・真幸・岡元)に空調設備を整備する。
▽中学校施設維持補修(臨時)事業
130,558
中学校施設設備の施設維持補修に係る臨時的なものとして、中学校(飯野・加久藤・真幸)の空調設備の整備や真幸中生徒用駐輪場の改修工事等を行う。
▽学校給食センター管理事業
141,679
市内小学校及び中学校に安全でおいしい栄養バランスのとれた学校給食を提供するため、施設及び調理機器の維持管理と食材料を調理・配送する。
▽青少年健全育成事業
5,336
青少年の健全育成を目的に体験活動や子ども会育成連絡協議会事業の活動支援を行うほか、若者チャレンジイベント事業を支援する。また、えびの飯野駅前駐在所の移転に伴い、既存駐輪場の解体・新設工事を実施する。
▽文化センター運営事業
51,758
文化センターの計画的な改修・整備の一環として、舞台装置設備の改修や経年劣化に伴うホール及び大研修室のマイク購入、女子トイレの改修工事(洋式化2基)を行う。
▽体育施設管理事業
76,120
指定管理による施設管理委託や王子原野球場ラバーフェンス取替工事、照明安定器修繕、えびの市民体育館照明器具取替修繕、神社原運動公園引込ポール・BOX取替修繕等に係る費用を計上する。
▽歴史民俗資料館運営事業
16,477
施設の管理を指定管理者で行うとともに、気密性が高く外気の影響を受けにくい展示ケースを新たに購入する。
▽埋蔵文化財緊急調査事業(畑かん事業発掘調査)
26,030
白鳥地区の畑かん事業の実施に伴い、埋蔵文化財の発掘調査を行う。

*みんなのかおが見える協働と福祉のまちづくり
▽(新)上江地区コミュニティセンター改修事業
15,792
上江地区のコミュニティ活動の拠点となるコミュニティセンターを上江地区体育館内から旧上江中学校特別教室棟に移設するために整備する。
▽(新)障害者グループホーム整備事業
6,000
空き家を活用したグループホームを整備する団体に対し補助する。
▽(新)防犯灯LED化補助事業
1,271
自治会等が設置・維持管理している防犯灯のLED化やLED防犯灯の新設設置に対し補助する。
▽防災食育センター建設事業
807,569
えびの市まちづくり基本構想に基づき、防災食育(学校給食)センターの建設工事を行う。
▽(新)防災マップ作製事業
5,724
国が新たに示した浸水想定区域・土砂災害危険区域や避難所等を表示した防災マップを作製する。
▽消防施設事業
34,332
消防団員が迅速・安全に消火活動が行えるよう、消防資機材の整備及び更新を行う。

*自然と調和した住みよい生活環境づくり
▽景観まちづくり事業
3,861
良好な景観整備を市民と協働により計画的・総合的に推進するため、景観形成に関する方針や基準等を定めた景観計画を策定する。
▽住宅取得定住促進支援金事業
16,100
市内在住者または移住者が1年以内に初めて住宅を取得する場合に予算の範囲内で経費の一部を助成する。
▽移住・定住推進事業
22,856
移住・定住促進に向けて、ワンストップ型の相談窓口を設置し、相談者の利便性を高めると共に、お試し滞在や空き家改修、新婚世帯家賃助成等の各種支援を行う。

*その他の事業
▽(新)えびの市庁舎屋上防水改修工事
3,290
庁舎4階部分の屋上防水シートが劣化しているため改修を行う。
▽(新)えびの市庁舎電気室高圧コンデンサー共振防止対策工事
1,361
本庁電気室内の高圧コンデンサーが空調機器の影響により共振しているため、防止対策を行う。

《平成30年度の予算要求状況》