永年にわたる社会奉仕従事者や業務精励者、各界功労者等を称える平成２９年秋の褒章及び叙勲が３日付で発令された。県内関係者では、株式会社和光産業(延岡市)の大平武雄代表取締役会長や延岡商工会議所の清本英男会頭ら５２人が受章の栄に浴した。
褒章の県内関係受章者は９人。黄綬褒章(業務精励／宅地建物取引業)を受章した大平氏は、延岡市を中心に土地・建物の売買仲介事業や賃貸管理事業等を展開し、顧客の側に立ったきめ細やかなサービスを提供することで、業界の発展に大きく貢献している。
自らもマンション管理業務主任者や賃貸不動産経営管理士、中古住宅診断士の資格を取得し、社員の人材育成にも積極的に取り組むと共に、宮崎県宅地建物取引業協会の副会長として、業界の健全な発展や会員の資質向上、消費者保護に取り組んでいる。
一方、叙勲の県内関係受章者は、旭日章１２人と瑞宝章３１人。産業振興功労者に贈られる旭日小綬章を延岡商工会議所会頭で清本鐵工株式会社代表取締役会長の清本英男氏、同じく旭日双光章を元・宮崎商工会議所副会頭の手塚剛一氏が受章した。
また、都城工業高等専門学校の森山三千彦名誉教授に瑞宝小綬章(教育研究功労)、元・航空大学校学科教授の川田輝雄氏に瑞宝小綬章(国土交通行政事務功労)、元・宮崎県企業局管理部長の濱田徹郎氏に瑞宝小綬章(地方自治功労)が贈られる。
地方自治功労は、元・宮崎市議会議員の鈴木龍之介氏(旭日小綬章)、同じく内田健太郎氏(旭日双光章)、元・宮崎県議会議員の内村仁子氏(旭日双光章)、元・椎葉村議会議員の松岡政光氏(旭日双光章)などが受章した。