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宮崎大学でキックオフシンポ 地域デザイン棟を新設

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▲写真は開所式のもよう、挨拶する米良社長、新設された地域デザイン棟

 宮崎大学地域デザイン講座のキックオフシンポジウムが去る10月30日、学内の330記念交流会館で開催された。今回のシンポジウムは、新設された地域デザイン棟の竣工とMERAcademy地域デザイン講座の新設を記念して開催されたもの。

 開所式には、池ノ上克同大学学長、戸敷正宮崎市長、麻生泰九州経済連合会会長、施設の寄付者である米良充典米良電機産業(株)社長など多くの関係者が出席。シンポジウムでは、ファシリテーターを河野俊嗣宮崎県知事が務め、平野亘也宮崎銀行頭取、池ノ上学長らがパネリストとして登壇し、宮崎県の未来を見据えた自律型人材育成の実現について意見交換が行われた。

 今後この施設では、地域デザイン講座として学生、社会人向け各種講座、研修、セミナー等を開催運営していく。

 施設の理念に賛同し、建築費や講座の運営に対し多額の寄付を行った米良社長は「知恵を出し合う場、新しい価値を創造する場が必要だと考え、産学官金の連携を目指した施設を今回整備させていただいた。学生はもちろん、地域の皆さまの語らいの場、学びの場として活用してもらいたい。宮崎大学から始まる地域イノベーションと地方創生に期待している」と設立の思いを述べ、宮崎に郷土愛を持つ意味の重要性を熱く語った。