国土交通省九州地方整備局は、福岡労働局及び全国仮設安全事業協同組合の協力のもと、来たる11月22日に福岡人材開発センターで「建設工事における労働災害防止に関する説明会」(全国土木施工管理技士会連合会CPDS対象)を開催する。
建設業の労働災害死亡者数は長期的に減少傾向にあり、平成28年度は前年比33人減の294人で過去最少となった。しかしながら、平成29年(1月~9月末)の労働災害死亡者数は212人(前年同期比20人増)で、引き続き、高い水準となっている。
説明会では、建設工事における労働災害の防止や工事事故の現況と安全対策について担当者が説明を行うほか、国の定める足場等に関する安全対策(展示機材による実演研修を含む)、金属関連業者との取引状況改善に関する説明を行う予定でいる。
説明会は11月22日の13時から16時まで、福岡市東区の福岡人材開発センターで開く。定員80人。受講希望者は、九州地方整備局のホームページからダウンロードできる申込書に必要事項を記入し、11月17日までにFAXで申し込む。
説明会に関する問い合わせ及び申し込み先は、九州地方整備局建政部建設産業課(電話092-409-4201、FAX092-476-3511)。