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技能五輪全国大会に8人出場 鎌原副知事ら選手を激励

 今月24日から27日まで栃木県で開催される「第55回技能五輪全国大会」に、本県から電工や建具、とびなど6職種・8人の代表選手が出場する。31日に県庁で激励式が行われ、宮崎県の鎌原宜文副知事ら関係者が出場選手を激励した。

 技能五輪は、国内の青年技能者の技能レベルを競うことで、青年技能者に努力目標を与えるとともに、広く国民に対して技能の重要性や必要性をアピールすることにより、技能尊重気運の醸成を図ることを目的として開催されているもの。

 今大会の競技種目は42職種。建設係の競技種目は10職種で、本県から電工部門に平井信太朗氏(株式会社九南)、建具部門に土持弘聖氏(有限会社ファーニチャー横山)、とび部門に後藤恵太氏(有限会社松浦組)が出場する。

 31日に行われた激励式では、関係者を代表して挨拶した鎌原副知事や宮崎県職業能力開発協会の向江悦子副会長が選手の健闘を祈念した。一方、選手の代表は、鍛錬してきた技能を十分に発揮し、最後まで全力を尽くして競技することを固く誓った。

 競技はマロニエプラザ(宇都宮市)など17会場で実施。今大会には、次世代のものづくりを担う23歳以下の若い技能者約1400人が出場し、4日間をかけて「技」の日本一を競う。