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発注量は工事・業務ともに減 宮崎県の上半期入札・契約状況

 宮崎県は1日、公共三部における平成29年度上半期(4月~9月)の入札・契約結果を公表した。平均落札率は、建設工事が91.1%、業務委託が86.4%。前年同期と比べて、建設工事は0.6ポイント上昇し、業務委託は0.7ポイント下降した。上半期の発注量(落札価格の合計)は、建設工事が175.2億円(前年同期比37.1億円減)、業務委託が52.9億円(同4.9億円減)となり、建設工事と業務委託のいずれも前年同期比で大幅に減った。

*建設工事

 上半期に一般競争で565件、指名競争で79件の計644件を契約。予定価格の合計(以下、予定価格)192.7億円に対し、落札価格の合計(以下、落札価格)は175.2億円で、落札率は91.1%となった。落札率は前年同期比で0.6ポイント上昇したが、発注量は前年同期(212.3億円)と比べて37.1億円のマイナスとなった。

 建設工事の落札率を入札方式別にみると、一般競争は91.0%、指名競争は91.5%となり、前年同期と比べて一般競争で0.6ポイント、指名競争で0.7ポイント、それぞれ上昇した。総合評価落札方式は一般競争の約半数となる266件に適用。落札率は91.0%で、前年同期比で0.5ポイント上昇した。

 契約状況を部局別にみると、県土整備部が524件の契約で落札価格は130.4億円(落札率90.8%)となり、件数・金額ともに公共三部の大半を占めた。農政水産部は79件の契約で落札価格は29.9億円(同92.1%)、環境森林部は41件の契約で落札価格は14.9億円(同92.1%)となった。

 契約状況を工種別に見ると、件数が最も多かったのは土木一式の273件で、落札価格は101.0億円(落札率91.4%)。ほ装が153件で落札価格22.1億円(同90.9%)、とび・土工が114件で落札価格20.8億円(同90.4%)と続く。建築一式は20件を契約し、落札価格は7.7億円(同92.2%)だった。

 予定価格帯別の契約件数は、1千万円~2千万円が最多の197件。250万円~1千万円が141件、2千万円~3千万円が76件、3千万円~4千万円が68件、4千万円~5千万円が55件、7千万円~8千万円が39件、5千万円~6千万円が29件、6千万円~7千万円が20件と続く。1億円以上の工事は17件を契約した。

*業務委託

 上半期に一般競争で293件、指名競争で492件の計785件を契約。予定価格61.0億円に対して落札価格は52.9億円で、落札率は前年同期を0.7ポイント下回る86.4%となった。上半期の発注量は52.9億円で、前年同期(57.8億円)と比べて4.9億円減と大幅に減った。

 落札率を入札方式別にみると、一般競争は予定価格12.2億円に対して落札価格9.9億円で落札率は80.8%。指名競争は予定価格48.8億円に対して落札価格43.0億円で落札率は89.7%となった。落札率は前年同期と比べて、一般競争で0.4ポイント、指名競争で0.2ポイント、それぞれ下降した。

 契約状況を部局別にみると、県土整備部が616件の契約で落札価格は44.0億円(落札率85.9%)、農政水産部が120件の契約で落札価格は6.0億円(同86.4%)、環境森林部が49件の契約で落札価格は2.8億円(同92.1%)となった。

 業種別で契約件数が最も多かったのは建設コンサルの370件で、落札価格は37.1億円(落札率89.8%)。測量が173件で落札価格6.4億円(同80.2%)、補償コンサルが104件で落札価格2.5億円(同80.2%)、地質調査が86件で落札価格5.4億円(同89.8%)、建築設計が52件で落札価格1.5億円(同89.1%)と続く。

 予定価格帯別の契約件数は、100万円~500万円が413件、500万円以上が372件だった。

《上半期の入札・契約状況》