都城市は平成29年度12月補正予算案の概要を発表した。一般会計補正額は19億5763万円で、補正後の一般会計総額は882億9023万円となる。一般会計以外では、国民健康保険や介護保険、簡易水道などの特別会計に総額5676万円、公共下水道や農業集落排水などの企業会計に総額993万円を補正する。
補正予算案の大半を占めるのが、ふるさと応援基金への積立金(補正額8億7582万円)と、返礼品に係る必要経費見直しにより委託料を増額するふるさと納税推進事業(同7億8760万円)。
また、二巡目宮崎国体開催に向けて、宮崎県が陸上競技場を山之口運動公園に整備する方針を示したことを受けて、補正予算案では「山之口運動公園整備用地関連事業」に300万円を計上。都城市が用地を提供する山之口運動公園の敷地拡張を前提として、周辺の用地の調査や測量等を行う。
その他の事業では、農業用施設の整備や機械のリースに対して補助を行う「産地パワーアップ事業」に1835万円、国庫補助金の交付決定に伴い事業費を増額する「都城駐屯地周辺道路改修等事業(鷹尾都原線)」に8462万円、関之尾公園の井戸設置工事費増額などの「公園維持管理費」に3446万円を補正する。