建設ネット企画画像 四角 四角

i-Con推進、3次元データの活用事例を募集 国交省

 国土交通省は、i-Construction推進コンソーシアムの会員を対象に3次元データ利活用の好事例を募集する。3次元データを活用し、測量・調査、設計、施工、維持管理の効率化を図った事例を募り、12月下旬に開く3次元データ流通・利活用ワーキンググループで発表してもらう。

 国交省は、今月15日にまとめた「3次元データ利活用方針」で、測量から維持管理に3次元データを一貫して活用する考えを改めて示した。既存構造物の2次元図面を3次元化することも含め、3次元データの活用を拡大することで、建設現場の生産性を高める。

 コンソーシアムの会員企業に対し、測量・設計・施工・維持管理の各段階における3次元データの活用、公共事業以外の分野での3次元データの活用などの事例を募る。12月に開くWGの会合で5~6件程度の事例を発表してもらい、好事例として展開する。事例の提出の締め切りは12月5日。