▲写真は塗装奉仕活動の模様、活動に参加したメンバー
一般社団法人日本塗装工業会宮崎県支部(園田龍男支部長)は20日、県立都城さくら聴覚支援学校で、平成29年度の「塗装奉仕活動」を行った。都城及び小林地区に所在する会員企業を中心に、誘導用矢印やパーキング印の塗り装えを行ったほか、体験教室として同校の生徒と共に建物の洗浄作業に取り組んだ。
日本塗装工業会では11月16日を「いいいろの日」と定め、全国各地でボランティア活動を実践。宮崎県支部に於いても県内3地区の持ち回りで毎年、各施設で奉仕活動を実施しており、社会貢献活動への取り組みが顕著な企業や団体を表彰する宮崎県の「社会貢献活動実践企業表彰」を平成26年に受賞している。
今回の活動に参加した▽今村塗装▽今元塗装▽コーサイ▽二見塗装▽宮島塗工▽山路塗装店▽森田塗装店―の職員は、機械室棟など4棟の外壁にこびり付いた汚れやコケを綺麗に洗浄。体験教室として同校の生徒も正門周りの塀を洗浄した。また、校舎裏駐車場への誘導用矢印やパーキング印の塗り替え作業も行った。
園田支部長は「我々の専門性を生かして、公共の施設を綺麗に、気持ちよく利用してもらうことは塗装工事業者冥利に尽きる」と活動の意義を強調。若手不足や技能の伝承など、様々な課題を抱える専門工事業の現状を踏まえ、塗装を身近に感じてもらえるよう、地域貢献や人材育成等の活動を継続していく考えを示した。