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ベトナムの短大「日本建設技術コース」を視察 ものづくり海外展開支援

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 宮崎県は去る10月(10日から14日まで5日間の行程)、県内中小企業の販路拡大を支援する「ものづくり企業海外展開支援事業」として、宮崎県ベトナムミッション団を結成し県内企業数社らとベトナムのホーチミン市を訪れた=写真。

 ミッション団は、宮崎市のアース建設コンサルタント(株)(濱村哲之進社長)が運営する、ホーチミン市にある建設省第二建設短期大学の日本建設技術(JCT)コースを視察。現地の学生が受講する講義や実習の様子などを視察し、同大副学長との意見交換会のほか、現地企業との交流会も催された。今回参加した建設会社社長は、学生の生き生きとした目つきや行動が、今の日本の若者に無いものだと非常に熱いものを感じた様子であった。

 ベトナムを始めASEAN(東南アジア諸国連合)は、今後目覚しい発展が期待されており、日本企業はもとより多くの世界企業が進出している。宮崎県ベトナムミッション団は、今回の訪問を契機に今後新たな展開につなげていきたい考えだ。