日本建設情報総合センター(JACIC)は、12月13~15日に開く「CIMチャレンジ研修」の受講者募集を開始した。今回は実践的な3次元CADソフトの操作・機能を習得する「実務クラス」と位置付け、道路設計や橋梁設計の経験者であることが受講の条件となる。申し込みの締め切りは11月17日。
研修は、CIMの活用に必要な3次元CADソフトを操作できる土木技術者を育成するために開催しているもの。今回で6回目となる。これまでは3次元CADソフトの利用経験のない初級者も受講できたが、今回の実務クラスでは3次元CADの操作経験がある受講者を募る。
受講コースは2コースで定員はそれぞれ10人。「インターチェンジ及びランプの設計、現道との交差点設計」は、応用技術(大阪府)が講師を派遣し、受講料は17万7660円(税込み)。川田テクノシステム(東京都)が講師を派遣する「橋梁工事にかかる施工シミュレーションの作成及び3Dモデルに付与した属性活用」の受講料は12万1500円(税込み)となる。
受講の申し込みは、JACICホームページ(http://www.jacic.or.jp/counter/count_CIM_Challenge_zitumu.html)で受け付ける。