▲写真は作業の参加メンバー、作業の模様
宮崎市区域の造園業関係者で構成する活動団体ひなた緑育会(会員42人、増田光則会長)は15日、宮崎市跡江の宮崎西環状線沿で道路美化活動を行った。作業には総勢約30人が参加し、早朝から環境緑地帯の除草及び剪定作業に汗を流した。
ひなた緑育会は、宮崎県造園緑地協会宮崎支部と日本造園建設業協会宮崎県支部の宮崎地区会員で構成するボランティア活動団体。県管理道路の環境保全活動を推進するため、宮崎県宮崎土木事務所と締結した協定に基づき、定期的に活動を展開している。
具体的には年6回程度、対象地区の清掃や点検作業等を実施。これまで年1回としていた緑地帯の除草・剪定作業に関しては、道路景観を常に美しい状態に保つため、来年から年2回に増やすことも計画している。
15日に行われた作業では、増田会長が活動の趣旨や作業内容を説明。その後、緑地帯を越えて道路部分にまで入り込んだブルーパシフィックや樹木の剪定、雑草の除去などに黙々と取り組んだ。作業終了後には辺りはすっきりと整備された。
増田会長は、県民の心豊かな暮らしと活力ある地域社会の実現に寄与するため、4月に施行された「美しい宮崎づくり推進条例」の趣旨等を踏まえ、関係機関と足並みを揃えつつ、地域の造園業が力を合わせ、今後も活動を継続していく考えを示した。