宮崎県建築業協会や宮崎県建築士会、宮崎県木材協同組合連合会などの県内住宅建築関連団体で組織する宮崎県木造住宅生産体制強化推進協議会は、今月から来年1月にかけて3会場で開催する「住宅省エネルギー技術講習会」の受講申し込みを受け付ける。
講習会は、新築住宅の省エネ基準適合率の向上を目的として、地域の木造住宅生産を担う中小工務店の技能向上を図るために開催するもの。受講対象は、大工や設備工事を含む施工技術者、設計者、建材店などの木造住宅建築関連従事者とする。
講習は、充填断熱施工や外張断熱施工などの断熱施工技術を学ぶ「施工者向け講習」と、外皮性能評価に新たに簡易計算評価法の運用が開始されたことから、この入門編となる「設計者・施工者向け講習(仕様・簡易計算ルート)」の2コースで行う。
各会場の開催日と場所は、宮崎会場が11月19日にポリテクセンター宮崎、都城会場が12月17日にホテル中山荘、延岡会場が30年1月14日にポリテクセンター延岡。いずれも、施工者向け講習を8時30分~12時25分、設計者・施工者向け講習を13時~17時25分に行う。定員は各50人。受講料は1000円。
所定のカリキュラム終了後に修了考査を行い、合格者には修了証を発行する。受講希望者は住宅省エネルギー技術講習会の専用サイトhttp://www.shoene.org/から申し込むか、宮崎県木造住宅生産体制強化推進協議会の事務局へFAXで申し込む。
講習会はいずれもCPD認定講習(4単位)。開催案内や申込書は宮崎県建築業協会のホームページ等で入手できる。問い合わせ及び申し込み先は事務局(宮崎県建築業協会内、電話0985-27-5854、FAX0985-27-5874)。