大型台風の接近に伴う10月28日~29日の豪雨により、国道220号の日南市志戸辻地区で発生した斜面崩壊に関して、国土交通省宮崎河川国道事務所は今月中旬にも2車線で全面通行止めを解除する見通しが立ったことを明らかにした。
被災箇所は日南市志戸辻の国道220号。▽延長約100m・高さ約80m▽延長約30m・高さ約30m―の2箇所で斜面が崩壊し、流れ込んだ土砂や倒木等が道路を跨いでガードレールを突き破って海側まで流出した。
宮崎河川国道事務所は、被災発見直後より緊急災害対策派遣ドクター(TEC-DOCTOR)による被災箇所の調査を実施。地元建設業者の協力を得て、24時間体制で崩壊土砂や倒木の撤去等の復旧工事に取り組んでいる。