一般社団法人宮崎県法面保護協会は、１１月２５日に「ロープ高所作業における特別教育」(ＣＰＤＳ認定)を協会事務所で開催する。時間は９時から１７時２０分まで。定員は２０人。熟練講師の指導のもと、ロープ高所作業の方法やメインロープ及び安全帯等の点検・管理手法などを学ぶ。
厚生労働省は、ロープ高所作業に於ける墜落・転落等の労働災害防止を目的とした改正労働安全衛生規則を施行。ロープ高所作業を行う場合のライフライン設置や作業計画策定等の危険防止規定を新設するとともに、ロープ高所作業を行う者への特別教育の実施を義務付けている。
特別教育では、工藤興業の佐藤郁朗安全管理者が▽ロープ高所作業の方法▽メインロープ等の種類・構造・強度及び取り扱い方法▽墜落による労働災害防止のための措置▽安全帯及び保護帽の使用方法と保守点検方法―について説明するほか、メインロープ等の点検や安全帯等の取り扱いに関する実技も行う。
テキスト代を含む受講料は、会員が８０００円、非会員が１万２０００円。当日は安全帯を持参すること。受講希望者は協会ホームページからダウンロードできる申込書に必要事項を記入し、メールまたはＦＡＸで送付する。５人以上参加者が集まらなかった場合は研修会を中止する。
問い合わせ先は、宮崎県法面保護協会事務局(宮崎市恒久南１丁目９番１３日建ビル３階、電話０９８５－５１－１５９４、ＦＡＸ０９８５－５１－１６０９、メールaac30720@lime.ocn.ne.jp)。