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外国人建設就労者、8月末で2千人超え 国交省

 国土交通省の受け入れ事業を活用し、日本に入国した外国人建設就労者数が8月末時点で2028人となり、制度開始後の累計で2000人を超えた。受け入れ企業852社が提出し、既に認定を受けた適正監理計画によると、2017年度末までの受け入れ人数は3500人程度となる見通しだという。

 国籍別の入国者数は▽中国728人▽ベトナム510人▽フィリピン402人▽インドネシア297人―の順に多い。職種別では▽鉄筋施工374人▽とび369人▽建築大工278人▽溶接252人▽型枠施工227人―などとなっている。

 国交省は受け入れ事業について、2020年度末までに入国した外国人建設就労者が22年度末まで日本に滞在できるよう、改正告示を11月1日に施行する見通しだ。