国土交通省は9月29日、平成29年度の「優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)」の被顕彰者417人、「青年優秀施工者土地・建設産業局長顕彰(建設ジュニアマスター)」の被顕彰者108人を発表した。被顕彰者のうち、女性技能者は建設マスターで2人、建設ジュニアマスターで3人を選んだ。10月6日に都内で顕彰式典を開く。
今回で26回目となる建設マスターは、優秀な技能・技術を持ち、後進の指導・育成に貢献した建設技能者に贈られる大臣顕彰。今回の417人を加えると、累計9651人が顕彰を受けたことになる。被顕彰者の平均年齢は50.9歳で、最低年齢は38歳、最高年齢は75歳だった。
一方、建設ジュニアマスターは今回で3回目の顕彰となる。建設現場に10年以上従事した39歳以下の建設技能者らを対象としており、平均年齢は36.5歳。今回の顕彰者の中には、制度創設から最年少の27歳の顕彰者も含まれている。
本県からは、▽伊東敬剛氏(橋梁特殊工/東栄建設)▽甲斐鉄男氏(法面工/山崎産業)▽海江田和成氏(電気工/明光社)▽重黒木宏幸氏(電気通信工/SYSKEN)▽武田良治氏(土工/松浦建設)▽永久井文男氏(土工/丸山工務店)▽秦豪彦氏(内装仕上工/ハタ商会宮崎)▽檜垣浩之氏(橋梁特殊工/日本ピー・シー・テー建設)▽松尾和明氏(土工/河野建設・西米良)―の9人が建設マスターに選ばれた。建設ジュニアマスターは該当無し。