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EVの二重ブレーキ、設置率は17.4% 国交省

 国土交通省は、エレベーターへの「戸開走行保護装置」(二重ブレーキ)の設置状況について、初の全国調査の結果を公表した。2016年度に定期検査報告が行われた68万8924台を調査したところ、二重ブレーキを設置したエレベーターは17.4%に当たる11万9868台あったとしている。

 二重ブレーキは、駆動装置や制御器が故障した際に、自動的にエレベーターのかごを制止し、人が挟まれることを防ぐ装置。国交省は、東京都内で起きた死亡事故を受けて建築基準法施行令を改正し、09年9月に新設エレベーターへの二重ブレーキ設置を義務付けた。

 調査は、16年度に建築基準法の定期検査報告を行ったエレベーター68万8924台を対象に実施し、17.4%の11万9868台に二重ブレーキが設置されていた。義務化の施行前に設置されたエレベーターは、大規模改修まで二重ブレーキを設置する義務はないが、同省はエレベーターの安全性を高めるため、建築物の所有者に二重ブレーキの設置を働き掛けるとしている。