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マスジュウJVが3.5億余で落札 清武地区公民館建築主体

 宮崎市は20日、条件付一般競争により「(仮称)清武地区公立公民館建設事業のうち建築主体工事」の入札を参加7者で執行。その結果、マスジュウ・大成住宅・昭和JVが3億5585万円で落札した。

 生涯学習及び地域コミュニティ活動の拠点として、大久保学習センター(清武町今泉甲2694番地3外)を解体し、跡地に清武中学校を区域とする(仮称)清武地区公立公民館を新設する計画。施設には学習室や和室、料理実習室、多目的ホール、会議室のほか、図書室や高齢者ふれあい室等を配置する。

 新たに建設する公民館の規模は、RC造一部S造平屋建延べ1488m2。当該工事は公民館建設に係る建築主体工事とし、電気設備工事、空調設備工事、機械設備工事、外構工事は除く。工期は30年10月31日まで。税抜の公表金額は3億6349万3000円だった。

■北原団地291棟は岩切・成松JV

 また、同日には条件付一般競争で「宮崎市営住宅北原団地291棟新築工事のうち建築主体工事」の入札を執行し、岩切・成松JVが1億7985万円で落札した。工期は30年9月28日まで。税抜の公表金額は1億8310万8000円だった。

 経年により老朽化が進む北原団地・恒久団地・新田原団地を集約し、北原団地の敷地内(宮崎市恒久2丁目12番地1)に2棟で建て替える計画。2期に分けて取り組む同事業のうち、1期となる290棟に関しては既に完成している。

 残る291棟の建築規模はS造2階建延べ727m2(11戸+集会所)。当該工事では、これに係る建築主体工事及び屋外付帯工事を施工する。外構工事、電気設備工事、給排水衛生設備工事は除く。