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モバイルアプリ「どしゃブルJr.」を公開 パシコン

■ 豪雨災害時の避難行動を支援

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▲パシコン「どしゃブルJr.」

 パシフィックコンサルタンツ(高木茂知代表取締役社長)は、独自に研究開発した、土砂災害による生命の危険からの自発的回避を支援する情報提供サービスのモバイルアプリ「どしゃブルJr.」=図=をAppStore、Playストアで公開した。どしゃブル雨量指数と気象予警報の通知機能を搭載し、確実に危険回避を支援する、より高機能な新アプリ「どしゃブル」(一部課金を想定)も年内に公開する予定だ。

 「どしゃブルJr.」は、レーダ雨量を使った「どしゃブル雨量指数」に土砂災害危険情報と地形情報を重ね合わせたものを背景地図(地理院地図)とともに表示。ユーザーのいる場所が安全かどうかダイレクトに情報提供することで迅速な避難行動につなげる。

 同社は、数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨による土砂災害が近年多発している一方で、住民が避難し、被害を軽減するために活用できる、分かりやすい公開情報が少ないことに着目。誰もが災害リスクを認識し、身に迫った危険を感じ取って迅速に避難行動が取れるようにする必要があると考え、「どしゃブル」を開発。「Jr.」の一般公開に踏み切った。