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事故ゼロ達成へ意識の高揚図る 国交省延岡が安全大会開催

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▲写真は大会の模様

 国土交通省延岡河川国道事務所(北園猛所長)は18日、延岡市内で平成29年度の安全大会を開催した。管内で工事や業務を請け負う受注者及び発注者124人が参加。講話等を通じて安全衛生管理の手法を学ぶなど、安全意識の更なる高揚を図った。

 管内に於ける公共工事事故「ゼロ」を目指す延岡河川国道事務所は、安全対策の見直しや安全管理に対する意識の高揚を図るため、公共工事を施工する関係者を対象とした安全大会を毎年開催している。

 大会では、北園所長が挨拶したのち、延岡労働基準監督署の田子山利博安全衛生課長が労働災害防止をテーマに講演。延岡警察署交通課の岩切孝彰警部補が交通事故防止、NTTインフラネットの黒木正人氏が通信ケーブル事故防止について講演した。

 また、九州地方整備局企画部の西保幸環境調整官が工事事故の現況と安全対策について事例を交えながら解説。施工業者による安全対策事例として、恒富地区下流掘削工事の現場代理人を務める山崎産業の髙須聡氏が取組内容を発表した。

 終わりに、北川川内名地区橋梁耐震補強工事で現場代理人を務める竹尾組の佐藤浩則氏が安全宣言を読み上げ、参加者一同と共に「無事故・無災害で工事を完成することを宣言する」と固く誓った。