▲写真はセミナーの模様
一般社団法人宮崎県警備業協会は14日、宮崎県技能検定センターで「交通誘導警備業務2級特別講習事前セミナー」を開催した。県内各地から警備業従事者54人が参加し、交通誘導警備業務に必要な関係法規や基本動作などを熱心に学んだ。
交通誘導警備業務2級検定は、工事現場等で交通事故の発生を警戒・防止する業務を実施するために必要な知識と能力を問うもの。ことし4月に行われた特別講習では、セミナーの受講者46人中30人(65.2%)が合格するなどの成果を上げている。
14日に行われたセミナーでは、交通誘導業務を適切に遂行するために必要な法令等について熟練講師から説明があったほか、交通誘導警備業務に必要となる基本動作、素手による後進誘導要領について指導がなされた。
受講者は指導されたことを体に叩き込むように、一連の動作を確認しながら繰り返していた。主任講師の歌津氏は「適切な誘導方法を学び、事故が起きないようにすることがセミナーの目的。ひとりでも多く合格できるよう指導していきたい」と話した。