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小中学校で奉仕活動を実施 都城建設関連団体連合会

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▲写真は出発式、活動の模様

 都城地区の建設関係9団体で組織する都城建設関連団体連合会(藤田忍会長=都城市建設業協会)は14日、都城市内の小中学校で第1回目となるボランティア活動を実施した。活動には各団体に所属する会員企業の職員ら約120人が参加。明道小学校、南小学校、姫城中学校の3校で、樹木剪定や補修、施設の点検、清掃等に取り組んだ。

 同連合会は、地域貢献及び地域発展のための事業を共同で展開するため、ことし3月に発足。▽都城市建設業協会▽都城地区電業協会▽都城造園協同組合▽都城管工事協同組合▽北諸管工事協同組合▽都北舗装協会▽都城地区建設コンサルタント協会▽宮崎県建築士事務所協会都城支部▽都北地区交通安全施設協力会―の9団体で構成する。

 当日早朝から行われた出発式で、藤田会長は「各団体の交流を図り、社会的信用を確立し、団結して公共福祉に寄与する」ことが連合会の目的であり、ボランティア活動がその一環であることを強調。来賓として招かれた都城市の児玉宏紀副市長は「綺麗になった学校を見て子供達も喜ぶと思う」と述べ、安全第一の作業を呼び掛けた。

 その後、参加者は各持ち場へと移動。各団体の職能を活かし、樹木の剪定及び剪定屑の収集・運搬、駐車場の不陸整正及び穴ぼこ補修、水道施設の点検・ハンドルの調整・パッキン交換、遊具及びプール等の破損箇所の補修、電気器具の点検及び清掃、学校周辺カーブミラーの清掃にそれぞれ取り組んだ。

 藤田会長は、地域に根差す企業の集合体である連合会として「地域社会に貢献するのは当然のこと」と、活動の重要性について言及。「多種多様な団体で組織し、建設関連であれば、ある程度の事は実行することができる」と述べ、今後も各団体間の連携を図り、様々な活動に取り組んでいく姿勢を示した。