青島地区に於ける賑わい創出拠点整備事業を進める宮崎県は、平成29年度の公共事業発注見通し(10月見直し分)に「青島亜熱帯植物園果樹温室他建設工事」を追加した。計画によると、条件付一般競争で第3四半期に工事の入札を行う見通しでいる。
経年により老朽化が進む宮交ボタニックガーデン青島(宮崎市青島2丁目)の果樹温室1棟や培養温室3棟等を改築で整備し、観光地としての魅力や「おもてなし環境」を向上させ、新たな利用者の創出やリピーターの獲得を図る。
新設する施設の規模は、果樹室がS造平屋建延べ234m2、培養温室がS造平屋建延べ100m2×3棟、倉庫・機械室がRC造平家建延べ86m2を計画。既存建物の解体及び新設建物の実施設計は日舘建築設計事務所が担当した。
発注見通しによると、第3四半期にこれらの建設工事を条件付一般競争入札で発注することとしている。工期は約5カ月間。県の平成29年度6月補正予算には「青島の賑わい創出拠点整備事業」として約1億円が計上されている。