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建設マスターとジュニアマスターを顕彰 国交省

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▲写真は式典の模様

 国土交通省は10月6日、2017年度の建設マスターと建設ジュニアマスターの顕彰式を東京都内で開いた。優秀な技能・技術を持ち、後進の指導に貢献した建設マスター417人と、今後一層の活躍が期待される建設ジュニアマスター108人がそれぞれ、国土交通省の石井啓一大臣と田村計土地・建設産業局長から顕彰を授与された。

 あいさつにたった石井国交相は「建設業は人の技術と技能に支えられている」と述べ、優秀な人材の育成と、技術・技能の継承の重要性を強調した。そして建設マスターを「ものづくり、人づくりの名人」と称えた。また、建設ジュニアマスターの今後の活躍に期待を示すとともに、「これまで支えてきた家族の皆さんに敬意を表する」と話した。

 建設マスターを代表して左官工の横山栄一さん(原田左官工業所)が「われわれの仕事は何百人、何千人もの人が力を合わせて造り上げるもの。完成した建物を見た時には、言い表せない感動がある。この充実感を若い世代に伝えたい」と謝辞の中で話した。

 また、建設ジュニアマスターを代表して電気工の宮﨑綱海さん(関電工)が「今後、建設マスターを目指して技術・技能を磨くとともに、次世代の人材育成に努める」と決意を述べた。