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宮崎工高で建築物保全点検活動を実施 宮崎県建設業協会

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 一般社団法人宮崎県建設業協会の建築委員会(堀之内芳久委員長)は、1月26日に県立宮崎工業高等学校で「公共建築物の保全点検活動」を行った。活動には、建築委員会に所属する会員企業の中から35社38人が参加。経年により老朽化が進みつつある総合実習棟及び武道場の破損や劣化状況などを確認した。

 宮崎県内に位置する国・県・市町村所有の公共建築物に関して、建物の機能維持保全に寄与することを目的に初めて実施されたもの。今年度から毎年1回程度、県央・県北・県南の順に公共施設を中心とした保全点検活動を実施する予定でいる。

 早朝から集まった参加者一同は4つの班に分かれ、総合実習棟及び武道場の点検作業を開始。打診棒や目視により建物外部及び屋上の劣化状況、避難通路の安全性などを確認し、点検チェックシートに不具合箇所等を記載していた。調査の結果は施設管理者に渡し、今後の補修計画等に役立ててもらうこととしている。

 建築委員会の堀之内委員長は「多くの方々に喜んでいただける地域貢献活動として、これからも積極的に活動を展開していきたい」と意気込みを語る。また、河野孝文副委員長は「生徒達に対するPR活動にもなる。我々の活動する姿を見て、建設業に入職したいと思ってもらえれば」と期待を込める。