建設ネット企画画像 四角 四角

3月16・17日に県庁で開催 木造住宅の耐震診断・補強講習等

宮崎県と宮崎市など4市、県内建築関連団体で構成する宮崎県建築連絡協議会は、3月16・17日に県庁7号館745号室で開催する「木造住宅の一般診断法による耐震診断と補強方法の実務講習会」及び「熊本地震被害の教訓についての講演会」(CPD申請中)の受講申し込みを、3月6日まで県庁ホームページ内の専用フォームで受け付ける。

1日目の講習会は、木造住宅の耐震診断及び耐震改修の普及促進に向けて、耐震診断プログラムを用いて診断と補強の実務に対応できる技術者を養成するもの。平成24年に改訂出版された「木造住宅の耐震診断と補強方法」に対応したパソコン用ソフト付き実務書「一般診断法による診断プログラム(Wee2012)」を使用し、専門の講師が講演を行う。

受講対象は、宮崎県内の建築士または建築関係実務者で、講習会当日までに宮崎県木造住宅耐震診断士養成講習会、またはそれと同等の講習(=日本建築防災協会主催・木造住宅の耐震診断と補強方法講習会)を修了している者。

カリキュラムは▽一般診断法の解説▽耐震診断プログラムによる例題演習▽耐震補強の実務―など。受講料は無料だが、①一般診断法による診断プログラム(Wee2012)②2012年改訂版木造住宅の耐震診断と補強方法③木造住宅の耐震補強の実務―のテキストが別途必要となる。参加者は、ノートパソコンを持参すること。

2日目には、「明日は我が身」熊本地震被害の教訓をテーマとして、平成28年に発生した熊本地震による被害状況や耐震化に関する教訓についての講演会を行う。受講対象者は、建築士または建築関係実務者。受講料は無料となっている。

開催時間は1日目の講習会が10時から16時40分、2日目の講演会が10時から12時まで。定員はいずれも先着70人程度。講習会の詳細は宮崎県のホームページ等で確認できる。問い合わせ先は、宮崎県建築連絡協議会事務局(宮崎県県土整備部建築住宅課内、電話0985-26-7195、FAX0985-20-5922)。

《開催案内はこちら》