延岡地区建設業協会(山﨑司会長)は1月13日、延岡市内で平成29年「新年会」を開催した。会場は多数の協会員や来賓が集い、新しい年の始まりにあたり、互いに新年の挨拶を交わした。
挨拶に立った山﨑会長は、新延岡市庁舎の完成や北九州市から宮崎市までの東九州自動車道の開通、熊本地震の発生など昨年の出来事を振り返り、川南町で発生した鳥インフルエンザに関しては、素早い業界の対応もあり、早期の封じ込めができたことを紹介。一方で、南海トラフ巨大地震により甚大な被害が予測されていることに言及した。
これを踏まえ、「県民及び市民の安全を守ることが建設業の責務であり、そのためには適正な利益を得ながら健全な経営努力を続け、企業としての体力をつけなければならない」と指摘。担い手の確保・育成に関しては、「メディアを使ったCMや現場見学会、出前講座など、あらゆる努力をしながら、建設業の魅力を伝えていく」と述べた。
その後、招かれた多くの来賓を代表して江藤拓衆議院議員、首藤正治延岡市長、北園猛延岡河川国道事務所長、井本英雄宮崎県議会議員、後藤哲朗宮崎県議会議員らが挨拶。佐藤誠延岡市議会副議長の乾杯の音頭で祝宴に入った。
会場は終始和やかな雰囲気の中、各テーブルで招かれた大勢の来賓や会員が新年の挨拶を交わしていた。最後に延岡地区建設業協会の木村健一副会長が万歳三唱を行い、平成29年の新年会を終了した。