公益社団法人宮崎労働基準協会は、３月８日に宮崎市で「石綿使用建築物等解体等業務特別教育」を開催する。定員１００人。受講希望者は協会のホームページからダウンロードできる申込書に必要事項を記入し、開催日の一カ月前から宮崎支部へ申し込む。
安衛法第５９条第３項の規定により、事業者は石綿を含む建築物、工作物、船舶の解体及び改修工事等の作業に労働者を就かせる場合には、当該労働者に対して健康障害防止のための特別教育を行わなければならないことになっている。
特別教育では、▽石綿の有害性▽石綿等の使用状況▽石綿等の粉じんの発散を抑制するための措置▽保護具の使用方法▽その他石綿等のばく露の防止に関し必要な事項(関係法令)―について学ぶ。全科目受講修了者に特別教育修了証を交付する。
会場は宮崎県トラック協会(宮崎市恒久１丁目７番２１)。時間は９時から１５時１０分まで。消費税及びテキスト代込の受講料は会員が７４００円、非会員が１万０４００円。テキストは「建築物等の解体・改修工事等における石綿障の予防」(建災防発行)を使用する。
特別教育に関する問い合わせ先は宮崎支部窓口(電話０９８５－２５－１８５３)。