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実りある一年へ、新年の挨拶交わす 宮崎管工事協同組合

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▲挨拶する長倉理事長と会場の模様

 宮崎管工事協同組合(長倉康治理事長)は6日、宮崎市内で平成29年「新春懇談会」を開催した。懇談会には多数の組合員や関係者、来賓ら約70人が出席。実りある新たな一年の始まりを祈念し、互いに新年の挨拶を交わした。

 主催者を代表して挨拶に立った長倉理事長は、新年の清々しい朝を迎える中で、組合員の安定経営や従業員の経済的保証、行政トラブルへの迅速な対応が頭をよぎったことを紹介。昨年に急逝した永野蔀前理事長が掲げた友愛と協調に加え、「更に共生の理念を持って組合員と手を携えながら頑張っていこう」と述べた。

 一方、世界情勢を巡る目まぐるしい経済変化の中に於いて、特に地方の建設業界は業種間の格差や担い手・技能・技術者不足など、厳しい環境下で経営を担っていることを指摘。相互扶助の精神の下、盤石な組織体制の構築や将来に向けた新たなニーズの改革に努め、「組合員の絆を尚一層大きなものにしていこう」と呼び掛けた。

 その後、招かれた多数の来賓を代表し、宮崎市の木下忠男副市長と宮崎市議会の串間修議長が挨拶。両氏ともに、熊本地震に於ける組合の迅速な対応や青年部が定期的に取り組んでいる学校施設でのボランティア活動に感謝の意を示す一方で、宮崎市に於ける上下水道の安定的な整備・運営に対する協力を組合員に求めた。

 来賓紹介の後、宮崎市上下水道局の帖佐伸一局長が登壇。市民の重要なインフラである上下水道の維持管理に対する協力や、市民生活向上に向けた組合員の努力に敬意を表し、乾杯の音頭を発声した。祝宴は終始穏やかな雰囲気で進み、組合員や来賓ら参加者が互いに新年の挨拶を交わしていた。