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来年1月25日に宮崎市で開催 防災・減災シンポジウム

 国土交通省九州地方整備局と防災に携わる国等の行政・公共機関で組織する九州防災連絡会は、29年1月25日に宮崎市の宮日会館で防災・減災シンポジウム及びパネル展を開催する。「大規模災害への備えと地域の連携について考える」をテーマに、専門家による基調講演や活動事例発表、パネルディスカッションが行われる。

 近年頻発する自然災害や南海トラフ巨大地震・大津波など今後発生が懸念される大規模災害の備えとして、国や県、市町村、公共インフラ機関及び地域住民が「それぞれの立場で何をすべきか」を考え、自助・共助・公助の観点から情報と意識の共有を図り、地域の未来の安全・安心について考える。

 第一部の基調講演では、危機管理教育研究所の国崎信江代表が「学校教育から新しい防災を考える」と題して講演。その後、九州防災連絡会のメンバーでもある西部方面総監部情報部資材課収集班長の黒山幸一氏、厚生労働省DMAT事務局の近藤祐史医師が熊本地震に於けるそれぞれの活動事例を発表する。

 第二部のパネルディスカッションでは、「大規模災害にどう備えるべきか」をテーマに、前述の国崎氏、宮崎大学の村上啓介教授、宮崎日日新聞社の大山俊郎氏、NPO法人代表の初鹿野聡氏、宮崎県危機管理統括監の畑山栄介氏、九州地方整備局企画部の小平卓部長が意見を交わす。コーディネーターは宮崎大学名誉教授の杉尾哲氏が務める。

 開催時間は13時から17時まで。参加無料。定員250人。参加希望者はWEB上の専用フォームから申し込むか、団体名または氏名、参加人数、連絡先などを記載したメールを送付すること。申込期限は1月17日。ウェブのURLはhttps://www.bousai-miyazaki.jp/、メールの送付先はsanka@bousai-miyazaki.jp。

問い合わせ先は開催事務局(九州地方整備局企画部防災課/電話092-476-3544)。

《開催案内ほか》