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顧客満足度向上へ一層の協力呼び掛け ダイキンHVAC宮崎

      

▲挨拶する向野支店長、大会の模様

 ダイキンHVACソリューション九州株式会社宮崎支店(向野法真支店長)は7月8日、宮崎市内で2021年度の「安全大会」を開催した。新型コロナウイルス感染防止対策を徹底したうえで、大会には同社及び協力会社の社員ら約30人が参加。大会を通じて、現場等における無事故・無災害の達成を固く誓った。

 挨拶で向野支店長は、新型コロナ感染症の影響による巣ごもり需要や、ダイキングループの新中期経営計画に基づく3つの成長戦略について言及。「ユーザーに満足いただくためには、優れた商品を提供するだけではなく、精度の高い施工やアフターメンテナンスなども重要」と述べ、顧客満足度の向上のため、一層の協力を呼び掛けた。

 安全講習では、県内に於ける労働災害の発生状況等を確認。既存の安全対策だけではなく、新型コロナへの対応も必要となっている中、マスクを着用しての作業が熱中症の発生リスクを高めるとして、例年以上に熱中症予防に留意するよう呼び掛けた。参加者は内容をメモに取るなどして、安全衛生活動の手法を熱心に学んだ。

 大会では、空調配管新標準工法のほか、新匠会(ダイキングループ安全衛生・品質向上協力会)の概要について説明。また、安全・品質表彰を受賞した株式会社エーワンの安部大祐氏を表彰した。参加者を代表して、安部氏が安全宣言を力強く読み上げ、今期のゼロ災害達成に向けて、安全意識の更なる高揚を図ることを確認した。

*施工体験会も開催

 大会当日には、協力会社を対象としたダイキン工業・オーケー器材の「空調システム省施工部材体験会」も開催した。職人不足による工期の遅延や時代のニーズに沿った高度な安全確保といった課題の解消につながるとして、「抜けない」「漏れない」信頼性の高い構造の冷媒配管用継手「クイックパイパー」を紹介した。

 クイックパイパーは、▽現場条件や経験・技量による差が生じにくい▽溶接の準備が不要▽品質確認が容易―といった特徴を有し、前述の課題にも対応可能となっている。参加者の一人は、「実際に体験することで、商品の有用性を確認できた。現場でも積極的に取り入れていきたい」と話していた。