一般社団法人宮崎県産業廃棄物協会(田村努会長)は、宮崎県の委託を受けて実施する宮崎県産廃処理業者中堅リーダー育成支援事業を拡充する。産廃処理業の人材育成や技術力向上のため、公益社団法人全国産業資源循環連合会や一般財団法人日本環境衛生センターが主催する講座及び検定に係る受講費用、旅費を助成する。
対象講座等は、全国産業資源循環連合会が主催する①実務者研修会②処理業従事者能力アップセミナー③最終処分場維持管理技術研修会④埋立処分委託契約書・最終処分場維持管理マニュアル説明会(10月~2020年2月)⑤最終処分場維持管理技術研修会(11月7日~8日)⑥e-ラーニング講座⑦処理検定(20年2月16日)。
また、日本環境衛生センターが主催する①し尿・汚泥再生処理施設コース(産業廃棄物に係るものに限る)②産業廃棄物中間処理施設コース③産業廃棄物焼却施設コース④最終処分場コース⑤破砕・リサイクル施設コース⑥有機性廃棄物資源化施設コース⑦産業廃棄物等実務管理者講習⑧技術管理者等スキルアップ研修会―も対象とする。
このほか、企業環境リスク解決機構が主催する「産業廃棄物適正管理能力検定」や中央労働災害防止協会・九州安全衛生サービスセンターが主催する「ダイオキシン類業務に係る作業指揮者養成研修」も対象とする。これらの受講料の全額と受講に要した旅費の半額(一人4万円、1事業者12万円を上限)を助成する。
研修会及び検定の詳細は、全国産業資源循環連合会や日本環境衛生センターのホームページで確認できる。助成制度に関する問い合わせ先は、宮崎県産業廃棄物協会(宮崎市別府町3番1号宮崎日赤会館2階、電話0985-26-6881、FAX0985-31-1703、ホームページhttp://www.miyazaki-sanpai.com)。