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無事故・無災害の継続を誓う アメックスと安全協力会

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《写真は挨拶する上山社長、佐野協力会長、大会の模様》

 株式会社アメックス(上山泰寛代表取締役社長)と安全協力会(佐野学会長)は31日、宮崎市内で「安全大会」を開催した。「安全は止める勇気と待つ余裕一息入れて安全行動」を今期の安全目標に掲げ、全員参加で無事故・無災害の継続と安全第一作業の徹底に努めていくことを確認した。

 挨拶に立った上山健治郎取締役会長は「現在も会社が健全に存続していることは皆さんの御協力の賜物だ」と参加者一同に感謝の意を示すと共に、「努力をすれば成果は必ずついてくる。今後も油断なく安全に留意して、無事故・無災害が継続することを祈念する」と呼び掛け、挨拶を締め括った。

 安全施工サイクルに関するビデオを全員で鑑賞し、サイクルに基づく一日の現場での流れや職長が果たすべき役割について学んだ。安全表彰を受賞した井戸川篤氏(井戸川設備)に表彰状が贈られたのち、アメックスの鬼塚正氏が「現場での無災害を継続してくために一切の不安全行動を撤廃する」と宣言した。

 大会ではこのほか、今期の安全目標「安全は止める勇気と待つ余裕一息入れて安全行動」の作者である長渡正吾氏(ダイキンHVACソリューション九州)を表彰。甲斐優也氏(アメックス)の音頭に合わせて参加者全員で安全目標を唱和し、平成29年度の安全大会を滞りなく終了した。

■安全対策の徹底を、安全協力会が総会

 大会前に行われた安全協力会の総会で挨拶に立った佐野会長は、技術者・技能者不足が顕在化するなど、建設業界が依然として厳しい環境下にあることを指摘。「厳しい環境であるからこそ、安全で働く喜びを感じさせる職場づくりに努めていかなければならない」と述べ、無事故・無災害の達成へ一層の協力を呼び掛けた。

 アメックスの上山社長は「顧客と直接交渉する営業マンと、現場で作業にあたる皆さんは車の両輪。いずれが欠けても真っ直ぐに進むことはできない」と互いに協力しあう重要性を強調。お客さま第一主義を基本理念に、「安全面等で皆さんの御協力いただき、素晴らしい一年になることを祈念する」と述べ、挨拶を締め括った。

 総会の議事では、平成28年事業報告及び会計収支報告、平成29年事業計画及び会計予算案、役員改選などの各議案について審議を行い、全議案ともに承認可決された。任期満了に伴う役員改選では、会長に佐野学氏(渡辺パイプ)、副会長に三角晃二氏(東芝キャリア)を据える人事案を満場一致で承認した。